1985-05-22 第102回国会 衆議院 大蔵委員会 第23号
このOH1というものを研究開発をしている林原研究所というのは、これは普通の純粋な研究団体かと思ったらそうじゃなくて、なるほど林原生物化学研究所という純粋な研究グループ、団体も持っているけれども、同時に、林原株式会社、砂糖をつくったり、それから太陽殖産株式会社、貸しビルをやったり、林原商事、これはさまざまな商事会社的なことを、商品販売をやり、昭和運輸倉庫、陸上運送をやり、日本感光色素研究所、これは株式会社
このOH1というものを研究開発をしている林原研究所というのは、これは普通の純粋な研究団体かと思ったらそうじゃなくて、なるほど林原生物化学研究所という純粋な研究グループ、団体も持っているけれども、同時に、林原株式会社、砂糖をつくったり、それから太陽殖産株式会社、貸しビルをやったり、林原商事、これはさまざまな商事会社的なことを、商品販売をやり、昭和運輸倉庫、陸上運送をやり、日本感光色素研究所、これは株式会社
なお感光色素の問題でございますが、これは米について五割八分の増收というお話でございますが、私まだ寡聞にして聞いておりません。もし現實にさような效果のあるものでありますれば、これは農林省としまして、農家にお奬めするのにちつともやぶさかではございません。ただ從來いろいろのいわゆる技術が叫ばれておるのでございます。
そうして肥料ばかりに依存しないで、土壤の改良というような方面、また最近におきましては、理化學研究所尾形博士の發明によりました感光色素のごとき——感光色素は農事試驗場においては、方面が違つておりますから、理化學研究所のごとき民間の財團法人の研究所でやつております。でありますから、そこにまことに芳しくないところの感情が流れておるやに見える。
○海野委員 ただいまの感光色素についてでありますが、これはもうすでに去年の十一月、アメリカの陸軍省の衞生局がこれを賞讃しておる記事は、すでに御承知であると思います。私が農林當局にお願いしたいと思うのは、農業のことは農家出身のものでなければわからないのだ。
あるいはまた最近岡山縣におきましては、理研の尾形博士が發見されましたところの感光色素を使つておりますけれども、これなんかは、今年の春から農民が試驗的に使つたのでありますが、今日までの成績によりますと、甘藷においては平均五割の増收をあげております。夢のような話でありますが、これは確實にあげておるのであります。稻におきましても約二割の増收をあげております。
企業と商品化、研究所というものは、判然と区別をして出発なさらなければいけないのであるというふうに、私は考えるのでありますして、今の特許のことにつきましても、政府御當局はどういうふうにお考えになつているのでありましようか、たとえば感光色素とかペニシリンというような特許は、みな理研がとろうとしておりますが、それで学者自身がくさつている。今日もう理研の会社は大分くさつております。
たとえば尾形輝太郎博士のあの原子力の應用たる感光色素の研究のごとき、農業にいたしましても、あるいは医薬にいたしましても、アメリカの陸軍省の衞生局からすでに證明をしておりますように、非常なるすばらしい感光色素を二千三百種類を彼が合成しておるのであります。